憎悪を貪り 怒りに身を任せよ オペラ(バーンズヤシャラージュ秘策)ハンター
今月でシーズン最後。 次拡張の「コボルトと秘宝の迷宮」楽しみですね。
私は今年度残りはかなり忙しいのですが、ランク10まで上がったので使っていたデッキ紹介です。
その名もオペラ(OPera)ハンター。 キーカードであるバーンズが舞台役者(Opera)であることと、放たれし激昂ヤシャラージュとのコンボが強力(OP: Over Powered)であることから海外のデッキ作者が命名しました。 一般的に命名するならバーンズヤシャラージュ秘策ハンターですね。
デッキリスト
概要
デッキに採用するミニオンをバーンズと放たれし激昂ヤシャラージュのみにすることにより、3・4ターン目のバーンズから1/1のコピーヤシャラージュ、さらにデッキから10/10のヤシャラージュ本体が光臨するというインチキムーブが目玉のデッキです。
ミニオンカードが一切なくても戦える秘策ハンターに組み込むことで安定させています。 …というより、相手のデッキタイプによって勝率が大きく変わる秘策ハンターに、バーンズヤシャラージュのコンボ(および死線の追跡者レクサー)を組み込むことによって、相性差をひっくり返すことができるようになったデッキです。
ある程度安定して勝つためにはデッキの理解と習熟が必要で、プレイ難易度は高いです。
戦績
ランク15から10到達までの戦績です。 戦績上全てのクラスに有利~対等ですが、実際にプレイする上では常に苦しい戦いでした。
プレイイング
まず前提として、このデッキはほとんどミニオンを採用していないため、出せる打点が限られているようなものです。 盤面にあまり手を出していると相手の顔を削りきれず確実に負けるので、盤面は可能な限り放置して、相手とのダメージレースに勝つというのがほとんどです。
つまり、イーグルホーンボウでミニオンを殴ってたらまず負けます。 ダメージスペルも細かいものが多く、あまり頼りになりません。 ヒーローパワーを可能な限り使っていく必要があります。
イーグルホーンボウとヒーローパワーでひたすら相手の顔面を削り、温存していた細かいスペルを連打して倒すというのが最も良くあるパターンです。
マリガンキープ
バーンズ> イーグルホーンボウ1本> 相手によって爆発の罠か帽子から猫> バーンズがない場合追跡術
相手がプリーストの場合のみ死線の追跡者レクサー、メイジの場合照明弾もキープします。
序盤
バーンズの4ターン目最速プレイを目指します。コインがあるなら3ターン目に。
追跡術は1ターン目にバーンズかイーグルホーンボウ(1本もない場合)を探すために使います。 バーンズが手札にある場合、ヤシャラージュが手元に来る事故を防ぐため、追跡術を使ってはいけません。
プリーストやメイジが相手の場合、2ターン目にイーグルホーンボウを待たずに帽子から猫を張っても良いです。 ただし相手のミニオンから猫を守れるように、イーグルホーンボウか魔力の一矢のようなスペルが手元になければいけません。 相手の行動も含め、どの順番で使うのが最も打点を出せるのかを考えて使います。
後攻の場合、2ターン目猫、3ターン目コインバーンズで動けば、隠れ身4/2・3/4・1/1・10/10が一度に並び、相手の処理能力を確実に飽和する強力な盤面を作ることができます。 これはもはや勝ちパターンです。
逆に爆発の罠の場合、多少欲張って、より多くの相手ミニオンを巻き込む形の方が良いことが多いです。 ハンターの秘策で最も警戒されるものといえば当然この爆発の罠なので、秘策を張った瞬間相手はなるべくこちらのミニオンとトレードするように動きます。 場にミニオンを出すスペルである獣の相棒や狩猟のようなカードは、爆発の罠の発動後に使うほうがより無駄がなく、マナカーブもきれいになります。 特に狩猟は、こちらが受けるダメージを減らす(ヘルス3のミニオンに撃って爆発の罠で死ぬよう調整する)よりも、与えるダメージを増やす(爆発の罠で生き残ったヘルス1のミニオンにトドメを刺し、1/1の犬を生き残らせる)方が強いです。 とにかく身を守ることよりも、打点を多く出すことを考えます。
中盤以降
出せる打点が限られているので、なるべくヒーローパワーを沢山撃つようプレイします。
場合によっては、イーグルホーンボウの耐久度を回復させるためだけに相手のフレイムフライ相手に凍結の罠を使うことも考慮に入れなければなりません。
ミスディレクションは、相手の盤面に強力なミニオン1体のみがいる場合に使えるのが最高(相手の顔に確実に飛ぶ)ですが難しいです。 3・4枚目の凍結の罠のつもりで使うと扱いやすいです。
猟犬を放て!を使う場合には、常に手札および武器、ヒーローパワーで1ターンに難点のダメージを出せるか考えて、トレードとフェイスへの配分を適切に行いましょう。このカードが役に立つシーンは極めて限られています。 意外と速めに使うことが自然と多くなるでしょう。
また、爆発の罠を張る際、わざと撃ちもらしを出して、猟犬を放て!の数増しにすることも考えに入れておいたほうが良いです。 ここは自分のライフと相談して。
狩猟は殺しの命令の5点ダメージの発動のキーとなるので慎重に使いましょう。
ローグやウォーロックの7ターン目ボーンメアは常に警戒しなければいけません。 あらかじめ凍結の罠やミスディレクションを張るのは、相手のランクが高いほど、警戒してバフのみで攻撃してこないことが多いです。 次のターン、ヒーローパワーとダメージスペルだけで倒せるよう、盤面を無視して全て相手の顔面に行くことが多いでしょう。
猟犬を放て!と狩人の狙いをセットで持っている場合は、むしろ相手の盤面を崩し打点を増やすチャンスにもなり得ます。
メイジ相手の照明弾は2枚目のアイスブロックを張られないよう、なるべく止めの瞬間に使います。 相手が複数の秘策を張っている場合、呪文相殺に気をつけてください。
バーストダメージ
バーンズコンボを使えなかった場合でも、平均6~8ターンで相手の顔を削りきることになります。 つまり、リーサルのバーストダメージに使えるマナは意外と少ないです。 ゲーム中魔力の一矢を打つ際には、除去に使わず自分の顔面で受けても問題ないか、次ターンのリーサルに打点は足りるかなどを考えて使う必要があります。
悲しみの追跡術