二桁スタッツで突撃だ! 大型突撃招集ハンター(ウィッチウッド版)
コボルト環境から何かと言われていた、パラディンの動員やウォーロックの取り憑かれた従者、そして性悪な召喚師のバランス調整が発表されましたね。
いずれもマナの踏み倒しを可能とする招集カードで、コスト4である動員、コスト6で可能な取り憑かれた従者+暗黒の契約、そして性悪な召喚師。 これらに対してハンターの招集カードは沁み出すウーズリング+死にまねであり、カードが2枚必要で、しかもコスト7と他のクラスよりも遅いという欠点がありました。
さらに沁み出すウーズリングは招集先の獣ミニオンに加え、断末魔をコピーするためのキャスリーナ・ウィンターウィスプがデッキ内に存在していなくてはいけません。 しかもキャスリーナはレジェンドカードのため1枚しかデッキに入れられない等と、極めて制約が多く特殊なデッキ構築が求められる、扱いの難しいカードです。
ですが前述のカード達はいずれも必要コストが+1されるため、相対的にハンターには追い風となりますね。
さて今回紹介するのは以前も紹介した大型突撃招集ハンター、その攻撃性をさらに高めたウィッチウッド・エディションとなります。
デッキレシピと戦績
デッキコード: AAECAR8Grgb4CJbDAtPFAobTArbqAgyHBMkEwwjFCP4MxsICnM0C080C39IC49IC7eoCyfgCAA==
デッキ概要
秘策ハンターとして動きつつ、中盤から沁み出すウーズリングと死にまねによって電撃デビルサウルスやキングクラッシュといった大型突撃獣を連続で招集して決着を狙うデッキです。
コボルト環境で紹介したレシピより大型ミニオンが絞られており、序盤が動きやすく、また招集も突撃にほぼ限定され攻撃的になっています。
メインプラン: 大型招集
前述の通り、沁み出すウーズリングと死にまねによってキャスリーナ・ウィンターウィスプの獣招集効果により、電撃デビルザウルスとキングクラッシュを早期召喚し決着を狙います。
招集先のカードをわずか数枚の大型突撃に絞ることにより攻撃性を、低コストカードの増加により序盤の安定性を高めています。 これらを可能にしたのが凄まじき狂乱です。
獣ミニオンを強化を施した状態でデッキに埋め込むため、縫い目の追跡者で招集カードを複数枚コピーしての連続招集でも、招集先の大型獣が途切れることがありません。
サポートプラン: 秘策シナジー
大きく攻撃に傾いたメインプランに対し、細かい動きを補うことが出来る秘策は防御の面が強いです。
横並べを焼き払う爆発の罠、序盤の展開から顔面の防御までこなすワンダリングモンスター、大きなテンポロスを引き起こさせる凍結の罠といった定番の秘策に加え、扱いが難しくとも顔面を守ることの出来るミスディレクションまで2枚採用しています。
1枚入れた狙撃は偶数パラディン2ターン目のナイフジャグラーや性悪デッキ6ターン目の性悪な召喚師といった特定の動きに対するテックカードとして作用します。
また、エメラルドの呪文石の採用枚数を2枚に増やし、秘策自体の枚数も増やした事により、メインプランが破綻した場合でも継続して攻め続ける事が出来ます。 この場合、大型突撃ミニオンは純然たるフィニッシャーとして機能します。
マリガン
常にキープ: 縫い目の追跡者、沁み出すウーズリング、エメラルドの呪文石
縫い目の追跡者か沁み出すウーズリングがある: 死にまね
相手がウォーロック: 暴蝕ウーズ
相手がアグロ: ワンダリングモンスター、爆発の罠
相手がコントロールもしくはパラディン、かつこちらが後攻: 死線の追跡者レクサー
沁み出すウーズリングの使用タイミングについて
死にまねが手札にある場合、沈黙を避けるため6ターン+コインか、7ターン目にセットで使用します。
縫い目の追跡者などによって複数枚の沁み出すウーズリングが手札にある場合はその限りではありません。
デッキカスタマイズ
沼の王ドレッドは唯一の突撃を持たない獣ミニオンです。
このカードの真価は7/9/9という破格のスタッツにあります。 直接手札から出しても十分に相手へのプレッシャーとなるため、時に縫い目の追跡者から、手札のマナカーブを埋めるために選ぶこともあります。
差し替え候補としては高スタッツ挑発獣であり、招集によりさらに効果の高まるウィッチウッドのグリズリー。 もしくは枚数が増えた秘策とシナジーのあるピュートリサイド教授です。
世は大恐竜時代
凄まじい狂乱でリーサルだメェェー。