ハースストーンで狩りの時間だ!

デッキ紹介したりとかちょっとした考察コラムとか。 主にゴールド~ダイヤモンド10ぐらいの人向け

ドロー!キーカードサーチ!そして再クエスト! クエスト秘策ハンター

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 ウンゴロで実装されたものの、クエストとデッキが性質上噛み合わず、ずっと日の目を見ることがなかったハンターのクエスト「沼地の女王」。

 ある日ふと、「クエストハンターにズルジン入れたらカルナッサの仔でクエスト再達成楽勝じゃね?」と思いつき、苦戦の末クエストハンターが形になりました。

 ハンターとは思えないほどの潤沢な手札と、ズルジンによる再クエスト以外にもギミック・コンボを搭載しています。

 

 

 

 

デッキレシピ 

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デッキ概要

 基本の動きはエメラルドの呪文石を基盤にした秘策ハンターであり、序盤の防御と攻撃を兼ね備えます。 ご主人様の呼び出し実験台9号の相互作用により必要カードを手札にそろえての猛烈な攻めが可能です。

 秘策ハンターとして息切れしてしまう頃にクエスト達成することにより、カルナッサの仔の大量投入による継続的な攻めが可能です。

 AoEや遅延が何かと多い現環境ですが、ズルジンでクエストを再び張り直すことにより、再度カルナッサの仔をデッキに埋め直すことが可能です。

  このように、試合中 終始 大量のカードを投入し続けるという独特のプレイイングになります。

環境との相性

 残念ながらこのリストでは、OTKワンターンキルがやたらと多い現環境とはあまり相性が良くありません。

 カードを差し替えて殺しの命令を2枚積みすると、また大きく変わるのではないでしょうか。

 

主なカード

盤面再構築と再クエスト:ズルジン

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 大量の秘策の張り直し+エメラルドの呪文石獣の相棒により、盤面を再構築します。また、秘策で埋められなければ高確率でクエストを張り直します

 張り直されたクエストはクエスト達成によりデッキに埋められたカルナッサの仔により容易に再達成することができます

 1/3/2+1ドローであるカルナッサの仔の群れが強力なのはいうまでもありませんし、クイーン・カルナッサ本体も5/8/8と強力なミニオンです。

 

キーカードを確実にサーチ:ご主人様の呼び出し

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 サーチ対象になるのはスプリングポーツンドラサイオオヤマネコのロア・ハラッジor実験台9号 (or鉄嘴のフクロウ) にです。

 ご主人様の呼び出しは同じカードを引かないので、ハラッジ実験台9号のどちらかは(鉄嘴のフクロウを入れていなければ)確実に引くことができ、これらのカードにより急襲ヤマネコ秘策5種を得てさらに手札を充実させることができます

 また、エスト達成前にツンドラサイをデッキから引き切ってしまうため、後述するサイ+カルナッサの仔による17点突撃バーストを安定して出すことができます

 

エスト達成要員:スプリングポーとハラッジ

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 エスト達成のために組み込まれたカードはこれら3枚のみです。ご主人様の呼び出し1枚のみで、高率に手札に引き込むことができます。

 スプリングポーを2枚とも引き込んでいるなら3枚スプリングポーが1枚なら5枚オオヤマネコを手札に得ることでクエストを達成可能です。

 

エスト後バースト要員:ツンドラサイ

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 エスト達成後のバーストダメージ要因です。

 ツンドラサイクイーン・カルナッサ本体で10点ツンドラサイカルナッサの仔x5で17点の突撃バーストダメージを出すことができます。

 

 デッキカスタマイズ

 照明弾と重複させている爆発の罠毒牙の罠、そして鉄嘴のフクロウの4枚が自由カード枠です。

 照明弾はドローを進めつつ対秘策ハンターミラーに、爆発の罠奇数パラディン奇数ローグなどアグロデッキに。

 毒牙の罠は毎回活躍するので2枚重複させておいた方がいいでしょう。

 ご主人様の呼び出しだけでキーとなる獣は6枚をすべて引き切ってしまうため、いろいろと役立つ沈黙持ちである鉄嘴のフクロウを1枚刺ししています。

 

 差し替え先として最も有力なのは2枚目の狩人の狙いで、急襲1ダメージが何かと出しやすいこのデッキにおいて極めて有用です。

 しかし、1/1急襲ミニオンであるオオヤマネコは何かと小回りが利きますが、1マナ1ダメージかつ盤面にほぼ残らないと、マナ効率は良くありません。

 より攻撃的に組むなら腐肉食いのハイエナが相性がいいですが、ご主人様の呼び出しでのキーカードサーチを汚すため、鉄嘴のフクロウと、どちらか一種のみに絞り込むのをお勧めします。 ご主人様の呼び出しは同種のカードをドローしないためです。

 

 もう一つの選択肢が、殺しの命令です。 ズルジンとの相性は悪いですが、挑発を超えたバーストダメージの強力さはハンターを使うプレイヤーなら誰もが知っているはずです。

 

 なお何度かプレイすればわかりますが、手札が余るぐらい潤沢なドローが可能なので、カスタマイズ次第では死線の追跡者レクサーも差し替え対象になり得るでしょう。

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 デッキの性質上ツンドラサイを手札に抱えたままプレイする状態が続きますが、ハラッジオオヤマネコを手に入れるためにはある程度手札を消費しなければなりません。 この事を念頭に置いて、差し替えする際には手札に持ち続けなければならないカードはある程度避ける必要があるでしょう。


 

プレイイング

 エメラルドの呪文石は試合の早い段階で複数のミニオンを並べることに強力さがあるため、5ターン目に3体のオオカミが出るならば、6ターン目のオオカミx4より基本的に優先するべきです。 何かと盤面に細かいミニオンを出しやすいデッキですし、ズルジンを使えば大体盤面が埋まります。

 クエストを張り直す際は、カルナッサの仔の使いすぎに注意しましょう。 クエストの再達成に必要なカードは7枚で、一度に埋め込まれるカルナッサの仔15枚です。

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マリガン

 全力でエメラルドの呪文石を探します。 クエストでマリガン枠が1枚埋ってしまうため、ためらってはいけません。

 採用されている獣が7枚と、ご主人様の呼び出しでほぼ全て引ききってしまうため、スプリングポーすらキープしません。 序盤は秘策でどうとでもなります。

 

 プリーストやウォリアー、そして最近のウォーロックのような遅いデッキ相手の場合、ご主人様の呼び出しも追加でキープします。