新カードで攻めてこそハンター! ハイランダーハンター
新環境「突撃!探検同盟」突入しましたね。
今のところハイランダーハンターを主に遊んでいるので、簡単に紹介。
※8月10日:最新のデッキリストと総合勝率を追記
※8月11日:プレイイングと各カードにちょっとづつ追記
はじめに:ハイランダーデッキの特徴とハンター
重複するカードが存在しないハイランダーデッキの特徴は、クラスカードの実質半減によるデッキパワーの低下と、幅広いカードを組み込むことによる汎用性…というか凡庸性です。 そしてデッキパワーの低下を補って余りある、非常に強力なハイランダー専用カードを発動できることです。
特に昨今のハンターの主流戦法である凄まじい狂乱とご主人様の呼び出しによるデッキ強化&ドローが出来ないため、ハイランダー専用カードに勝機を見出すことになります。
ハンターの場合、ヒーローパワーは相変わらず盤面無視で顔面ダメージを与える仕様、そして専用ハイランダーカードはキングクラッシュの2マナ踏み倒し召喚です。
つまり、ハンターでわざわざハイランダーデッキを組む場合、攻撃的に組んでキングクラッシュの突撃、あるいは偉大なるゼフリスによるリーサルを狙うという方向になりますね。
デッキリストとコード
AAECAR8engG1A8cDhwTJBPIFrgaAB+sHlwjFCPgI2wn+DO/xAoDzAqeCA5uFA6CFA+aWA/mWA56dA6WhA/yjA+WkA52lA5+lA6KlA6alA/inAwAA
デッキをいじってて途中で迷走して負けが込みましたが、デッキ方針を見直してからは持ち直して勝率上がってます。
※8月10日追デッキリスト
ランク5到達時のデッキ
AAECAR8engG1A8cDyQSuBoAH6weXCMUI+AjbCf4MmPACnvAC7/ECp4IDm4UDoIUD5pYD+ZYDnp0DpaED/KMD5aQDnaUDn6UDoqUDpqUDhKcD+KcDAAA=
急襲付与を活かしづらかったのでショー→サイドバインダーでゼフリスサーチ、同時にスペルブレイカー→シアマトで大型エレメンタル追加。 環境に雄たけびミニオンが多く、また1試合あたりが長引く傾向が多いので凍結→ネズミ罠。 重めの調整です。
デッキ概要とプレイイング
恐竜使いブラン採用による2枚のキングクラッシュをフィニッシャーとした秘策ハイブリッドな、重めのミッドレンジハンター。 ご主人様の呼び出しが使えない分、パワーカードを引き込むために秘策+実験台9号のデッキ圧縮を組み込んでいます。
序盤から押せるだけ押して顔面を削り、キングクラッシュによるリーサルを狙います。 うまくヘビの罠+ハイエナ・リーダーで横並べが出来ていれば、偉大なるゼフリスからの獰猛な咆哮でリーサルなんてことも。
序盤~中盤
1マナは秘策で強化される秘密の番人と、あとから引いても腐らないスプリング・ポーとホタルチョウ、そしてなるべく早くリーサルを決めるための追跡術です。
デッキの重複がないハイランダーハンターにおいて追跡術は2枚のカードを文字通り捨てます。二度と使えません。ですので選択は極めて重要になります。 マナが余っているからと必要がないときに追跡術を撃つべきではありません。
3マナはミニオンを置きつつカードを得られ、相手にトドメを挿すための手札を整えます。
4ターン目には猟犬使いかハイエナ・リーダーを使って、盤面を強固にしながら顔面を詰めていきたいところ。
中盤~終盤までのつなぎ(8月11日追)
あとは手札と盤面に相談しながら臨機応変にやるしかないですね。 強気で行くのがコツです。 デッキに中型ミニオンがあまりないため、必然的に盤面は不利になっていきます。
ですので秘策で相手の効率的なプレイを阻害しつつフェイスを削り、キングクラッシュ系やシアマトといった大型ミニオンで、一気に盤面の圧をかけてリーサルを目指します。 キングクラッシュは可能な限り顔面を殴りましょう。
シアマトは聖なる盾+急襲が基本の運用ですが、押せるときは聖なる盾+疾風でゴリ押しします。 どうしても負けそうなときは急襲+疾風でお掃除か、聖なる盾+挑発。
イーグルホーンボウを折るのを恐れてはいけません。 基本的にミニオン>イーグルホーンボウという優先度、除去や遅延の多い対コントロールでもミニオン≧イーグルホーンボウぐらいになります。 特に対ウォリではガンガン折りましょう。どうせ長く持ってたら破壊されます。
採用カード
偉大なるゼフリス: おお、ゼフリス! 偉大なるゼフリス!
盤面が押されている場合、残りマナを調整して、魔力の爆発なりナイフの雨なりなぎ払いなり聖別なりホーリノヴァなりブリザードなりフレイムストライクなりをもらう。乱闘と捩じれし冥界もあるぞ! 最序盤に刺客からの一刺しをもらってもいい。
押しているときは獰猛な咆哮やファイアーボールをもらう。
10マナで次の手に困っているとよくティリオン・フォードリングをオススメしてくる。手札がいっぱいだと山の巨人をくれることも。 あと、マーロック相手だと飢えた蟹を用意してくれます。 ゼフリスはかしこい。
照明弾: 環境が落ち着いていないので、対ハンター・メイジ相手に持っておくと刺さる。 ドローも進められるのと、ズルジンでは呪文相殺を貫いて発動する。
ハンターセット: ご主人様の呼び出しの代わり。 顔面を詰めるのに3マナのロスは痛いので、なるべく7ターン以降長引きそうなときに使う。
ラムカーヘンの野獣調教師: 能力もち3/4/3はえらい。どんどん攻めたいので採用。 ハイエナ・リーダーで盤面バリューを求めるか、ライフドリンカーで回復&ダメージを狙うのがメイン。 キングクラッシュを増やすのはコントロール相手にどうしても攻めきれないときぐらい。
ライフドリンカー: 顔面を詰められるのと、押されてしまったときにわずかながら回復になります。
スペルブレイカー: 挑発や特殊能力もちを黙らせる、もしくは対メイジで凍結を解除して殴る。 どんなデッキでも、あと1枚なに入れようか?というときには沈黙を挿すと便利&強いですね。
猟犬使いショー: 急襲は直接的には攻撃に使えないカードです。 盤面の不利を防ぐ、もしくは盛り返すためのカード。
恐竜使いブラン: キングクラッシュは顔面を殴るのが基本。 ハースストーン最強の行動であるマナ踏み倒しでどんどんゴリ押ししよう。 こいつ合計スタッツ的には11マナ相当なんですよね。ウヒョー!
特に対ウォリアーで、オメガ・デバステイターを使えない数ターンの間キングクラッシュがほぼフリーになるのは強力です。 早期召喚以外にも、7マナで2体のミニオンであることを活かして全体除去後の再展開としても非常に優秀。
キングクラッシュ: 採用理由=キンクラ2枚たーのしー!! 実際、ごり押しリーサルを狙えるカードが2枚あると、かなり強気なプレイイングが可能で、ヒーローパワーが「無駄撃ち」にならずに済みます。
このデッキは獣が少ないので殺しの命令を採用しておらず、キングクラッシュはその顔面ダメージを大きく補います。 また8/8の大型ミニオンは存在するだけで強力なプレッシャーとなります。
ズルジン: 最初は非採用だったんですがなんだかんだで必要なカード。 獣の相棒と魔獣放つべしの枚数が少ないので盤面構築能力は大幅に下がりましたが、秘策の枚数は相変わらずなので、守りを固める分には装甲5以上の価値があります。
基本的には追い詰められた時に使うカードですが、対ハンター・対メイジで照明弾の再使用で秘策を剥がすのに使うことも。 凄まじい狂乱がないため、追跡術とあわせてデッキを大きく削ることには注意です。
非採用カード
秘密の計画: 秘策発見はズルジンのバリュー。追跡術でデッキ内のパワーカードを探すほうが強い。
腐肉食いのハイエナ: ハイランダーなので獣の採用数が少なく、強みがとても薄い。
殺しの命令: 獣が少ない。
ツンドラサイ: 獣が少ない。
スカーレット・ウェブウィーヴァー: ハイランダーではちょっと安定しない。 ツンドラサイやキングクラッシュのコストを下げてバーストを狙うなら、専用のデッキが良いです。
デッキカスタマイズ
サイドバインダー: 偉大なるゼフリスってエレメンタルなんですね。サーチしよう?
次世代のジリアックスになりそうなシアマトとセット採用するのがよさそう。 入れ替え候補は照明弾・ラムカーヘンの野獣調教師・スペルブレイカー・猟犬使いショー。
おわりに
ハンターもカードを得られる手段がいろいろと増え、昔ほど手札に困ることが減ってきましたね。
最近は狂乱&呼び出しが主流ですが、獣以外の使用を大きく制限していましたよね。ハイランダーデッキも構築制限はありますが、重複しなければどんなカードも使えるので久しぶりにいろんなカードが使えて楽しいです。
新環境、楽しみましょう! 特にランク戦でいろんなデッキが味わえるのは始まりたての今だけ!