獣たちは何度でも蘇る 断末魔キューブハンター
コボルトと秘宝の迷宮以来いろいろと言われていたマナ踏み倒し系カード各種のバランス調整がついに行われましたね。
まだ当日ですが、余りにも早い段階で大型ミニオンが召喚されるような事態が減り、理不尽に感じる場面が少し減ったように感じます。
バランス調整の隙を突くような形で、久しぶりにランク15に到達したのでそのデッキを紹介。 凍てつく玉座の騎士団より実装されていたものの、その他のカードに隠れて目立たなかったハンターのパワーカード、涜れし弓兵をフィニッシャーに置いた断末魔キューブハンターです。
倒しても倒しても、大型ミニオンが復活するのだ。
デッキレシピと戦績
AAECAR8EycIChtMCtuoCgPMCDY0B+wGrwgLYwgKczQLTzQLGzgLt0QLf0gKL4QLh4wLq5gLF8wIA
【06/05追記】キャンドルショット→イーグルホーンボウがおすすめ。
デッキ概要
対戦中の獣ミニオンを復活させる涜れし弓兵を肉食キューブで増やし、高耐久・高火力・断末魔復活という極めて強固な盤面を持って勝利を狙います。
こちらのミニオンが沈黙されても、肉食キューブと断末魔発動で即座に展開しなおすことが出来るのであまり苦にならないのも特徴です。
コスト5~7の重いミニオンを中核とするため、装甲虫や朽ちかけたアップルバウムといった自身の耐久性を高める防御的なミニオンを採用しています。
また、デビルサウルスの卵と断末魔発動カードが手元にあれば、序盤のうちから攻めるプランを取ることもできます。
涜れし弓兵1体さえ盤面に残っていれば、ウンブラ+肉食キューブで必殺鬼畜盤面砲。
対戦相性
7ターン以降まで十分なライフと盤面を保ったままゲームを引き伸ばすことが出来れば基本的に問題ありません。
例えばハンターデッキ各種は攻撃的なものばかりですが、全体的にミニオンの耐久性が低いため、丁寧に除去と盤面維持に努めれば、装甲虫や朽ちかけたアップルバウムの装甲・回復によりこちらの得意なマナ帯まで引き込むことが出来、有利です。
性悪デッキは、調整されたとはいえコスト7とこちらと同じ段階で大きくテンポアップしてきます。また、全体的にスタッツ優先のミニオンで構成されておりトレードは不利になりがちなため、同等~微不利です。
最近増えつつあるコントロールプリーストは序盤に注意する必要があるのがダスクブレイカー程度で、こちらの大型ミニオンを維持しやすいため有利だと思います。 アレクストラーザで強制的にこちらのライフを減らしてからのバーストダメージには要注意です。
序盤からの盤面争いや顔を削られる心配がなく、また後半のAoEに対して極めてタフなのがこのデッキですので、コントロールメイジにはかなり有利です。
このデッキは沈黙や武器破壊カードを持たないため、こちらより早くテンポアップを行うキューブロックは不利ですが、バランス調整により使用者そのものが減少すると思われます。
【06/05追記】
序盤の展開が貧弱で、全体除去もないに等しいため、横並べ形のデッキ、特にパラディン全般に対しては全くの無力です。
性悪ドルイドや奇数ローグなどテンポ系デッキに対してはワンダリングモンスターやデビルサウルスの卵の早期発動で対抗出来るため五分~やや有利が取れます。
スペルハンターやテンポメイジはミニオンの数が上記に比べて少ないため、デビルサウルスや骸後家蜘蛛のような中型ミニオンで抑え込んでしまえば、装甲虫や朽ちかけたアップルバウムによる回復で相手のリーサル圏内から逃れることができ、有利です。
特にテンポメイジはミニオン系秘策をデビルサウルスの卵でかわせるため非常に有利です。 スペルハンターはエメラルドの呪文石に対してこちらに明確な解答がないため、そこだけ苦戦します。 乗り切れば回復して勝利。
その他コントロール寄りの遅いデッキに関してはほぼ有利です。 涜れし弓兵に肉食キューブが決まればもう勝ったも同然となります。
マリガン
常にキープ:キャンドルショット、装甲虫、ワンダリングモンスター
セットでキープ:デビルサウルスの卵、死にまねorテラースケイルの追跡者
装甲虫かワンダリングモンスターがある:縫い目の追跡者
対コントロール:死線の追跡者レクサー、骸後家蜘蛛、縫い目の追跡者
序盤のプレイ方針
除去カードも挑発カードもほとんどないため、キャンドルショットやワンダリングモンスター、装甲虫といったカードで最序盤を抑えるようにします。
デビルサウルスの卵の断末魔は強力なので、狙える手札であれば積極的に狙います。 もしデビルサウルスの卵と死にまね、テラースケイルの追跡者がそれぞれ1枚ずつあれば、4ターン目には卵と3/3、5/5、5/5が盤面に並ぶことになります。
デッキカスタマイズ
対アグロ
戦利品クレクレ君→爆発の罠
骸後家蜘蛛→ウィッチウッドのグリズリー
朽ちかけたアップルバウム→タールクリーパー
戦利品クレクレ君は骸後家蜘蛛による断末魔コスト低減と合わせてデッキの回転率を上げるために採用しています。 骸後家蜘蛛をウィッチウッドのグリズリーに差し替えることにより強力な対アグロ挑発を得て、失われた断末魔シナジーカードは単体で強力なものに差し替えるべきでしょう。
対ミッドレンジ(非トークン系)
デビルサウルスの卵→呪われた門弟
最近のミッドレンジ系デッキはミニオンが主体でAoEをほとんど持たないため、高い攻撃力を持ち単体で行動できる呪われた門弟は役立ちます。
対コントロール
猟犬使いショー→キングクラッシュ
キャスリーナ・ウィンターウィスプの招集をより強化し、涜れし弓兵からの復活も狙うことが出来ます。
いろいろ試しました。