ン=ゾスの魔石を最大限活用するには?
次拡張「ダークムーン・フェアへの招待状」実装直前。
イチオシのカードであるン=ゾスの魔石を効果的に扱うにはどんなデッキ編成にすればいいのか考えてみたいと思います。
復活バリューの目安
まずはどれぐらいの断末魔ミニオンを復活させればいいのか、似たカードと比べてみましょう。
メイジの創造の力は同じ8コストで合計12コストのミニオンを召喚します。
こちらは構築済みデッキのカードから復活させられるので、その狙いやすさを差し引いても合計11コストは復活させたいところですね。
おすすめ断末魔ミニオン
8ターン目ぴったりにンゾス魔石を使えるとして、3, 4, 5, 6, 7の合計5ターンのうち、最低3ターンはテンポよく断末魔ミニオンを置く必要があります。 これなら最小バリューでも3+4+5=12です。
魔石でただのミニオンが出てくるだけではある意味無防備になってしまいますので、復活するミニオンは盤面に干渉できる挑発か急襲持ちのミニオンであることが望ましいです。 特に急襲は1試合を引き伸ばすのに向いていますね。
空を翔けるトビウオ、先生のペットあたりは手堅いチョイスです。 というか4,5マナの断末魔は微妙なのが多くて選択肢が少ないです。
顔面を詰めることを考えると、やはり新カードのダークムーンのトンクも組み込んでおきたいところです。 ハンターはミニオン以外の打点に乏しく、特に試合終盤はヒーローパワーをぺちぺちする運命にあるので、ダークムーントンクのパンチ力は魅力的です。
それにダークムーントンクは最新拡張のクラスカードだけあって、断末魔ミニオンなのにスタッツが優秀という他にない特徴があります。
コスト6帯が最も選択の幅が広いです。
1枚で2体復活を望めるカルトゥート、ダークムーントンクのバリューを上げられるホロボシトロン(このカードそのものはよわい)、急襲とハンドバフを行うクレーンゲーム。
もちろん、ハンターお馴染みのサバンナ・ハイメインや、さらにメカに寄せるなら金庫番もありっちゃありですが、超電磁ミニオンがいなくなったのでいらないかなー。
多種族構成(深き淵の神ン=ゾス)
地味に多種族運用してるので、アラールやドラゴンモーの飛行追跡者でさらに種族を増やせば、ン=ゾス(本体)の組み込みも視野に入るでしょう。
補助カード
それぞれのターンに理想のテンポプレイができれば最高ですが、それは相手とドロー運が許してくれません。
幸い、今のハンターは優秀なサーチカードを2種持っています。
急襲サーチ
まずはお馴染み急降下グリフォン。 空駆けるトビウオとクレーンゲーム、それから柔軟なプレイを可能とする空飛ぶほうきをサーチ可能です。
盤面と細かいマナのやりくりに空飛ぶほうきはかなり有能です。 試したことがないなら使うべきです。
小回りと防御
似た運用ができるカードはトゥルーエイム・クレセント。 これは顔面ダメージを受ける分、回復と挑発のできるカルトゥートの守護者がコスト6に納まりが良いです。 ただンゾス魔石は攻撃に使いたいので、挑発要員としての採用ならボーン・レイスの方がバランスがいいかも。 高コストハンターデッキではこっちの方が扱いやすいといつも感じています。
メカサーチ
忘れたころにクマトローン! メカ全般の引っこ抜き。
ンゾス魔石で復活する可能性があるので、バリューの関係でやや悩みどころにもなりますが、一気にメカ寄せ構成にするのも安定性が上がるので十分ありでしょう。 というかダークムーンのトンクを採用するならクマトロンは入れた方がいいかと。
ただメカに寄せる場合、デッキが高コストに寄りがちなので注意。
ン=ゾスの魔石サーチ(伝承守護者ポルケルト)
そして実質的にンゾス魔石のサーチとして機能する伝承守護者ポルケルト。 ちなみにデッキ並べ替えは上記サーチの引っこ抜きでは乱れません。 逆にジクソールを混ぜると魔石サーチが崩れるので注意。
ハンターは高コストカードに特にパワーが高いものが多いため、ポルケルトを持っていないならクラフトするのをおすすめします。
他デッキ圧縮
3, 4, 5, 6, 7の合計5ターンのうち、最低3ターンは断末魔ミニオンを置くので、残り2ターンはサーチその他に使えるわけですよね。 既にサーチでコスト3帯を使っているので、残りのデッキ枠はなるべくコスト2以下にするのがおすすめです。
ンゾス魔石は守護獣と違って墓場をリソースにするのでデッキを削っても問題ありません。 追跡術はたったのコスト1でポルケルトサーチとしても有能です。 というか高コストカードの多いハンターは事故りやすいという悲しい宿命を背負っているので、追跡術は入れておいた方が良いですよホント。
守護獣はデッキの縛りが強いわりに、マナ加速のないハンターでは恩恵が微妙なので今回はパスするのがいいです。 欲張りはデッキ死亡のもと。
ビッグ変妖ロマンカード
ポルケルトで高コストカードを安定して引けるので、変妖カードの扱いも楽になります。
多種族運用なのを活かしてン=ゾス倍プッシュ!
ン=ゾス本体からの挑発カーニバル!
ン=ゾス魔石からでも変妖ゼロコスト、怪力男!
カードリストまとめ
長くなってきたので一旦まとめます。
おすすめ基本リスト
まずはオススメの基本カードリスト。
あくまでないとまのオススメなので、目指す構成に合わせてクマトロン、ダークムーンのトンクは適宜変更で。
トビウオは入れ得なカードだと思います。 バランスが滅茶苦茶いいんですよ。 デッキの方針とも合いますし。 ポルケルトもこの手の高コストカードがフィニッシャーのハンターには間違いなく入れるべきです。
メカ枠
ホロボシトロンは基本よわいカードなんですが、クレーンゲームの断末魔ドローや、ンゾス魔石の重さ故に手札が溜まる性質とは相性が良いです。 ポルケルトでフィニッシャーカードであるンゾス魔石をサーチできるので強気でいられるのも大きいです。 とはいえ、メカメカ大作戦環境で少し使いましたが、持ってないならクラフトするほどではないかなと。
ドラゴンベインはンゾス魔石2連発後に最後の一押しをするには便利かなと。
断末魔と急襲を優先的に採用しているので、クレーンゲームのバフ&ドローは強力です。 弱体前のクズ拾い+3/+3はかなり強かったです。 またデッキを調整して、ポルケルト使用後クレーンゲーム→踏みつぶすサイにつながるようにするとかなりの効果が見込めます。 先生のペットがいるので入れてもピン差しかな。
金庫番は一応メカ断末魔ですが、超電磁ミニオンがいなくなったのでお留守番した方がいいと思います。守りを固めたいならカルトゥートピン差しとトゥルーエイム・クレセントのセットの方が汎用性が高いと思います。 今回コスト6帯が厳しいので。
多種族ンゾス枠
魔石2連発後に予想外のおかわりをキメたい貴方に。
コスト2帯に無理なく追加できるやつで。
ロック・レイジャーは体力1ですが、打点が武器とミニオンに依存しているパラディンやハンター相手にはつよいです。 サーカス融合体はコスト4なので空駆けるトビウオとマナの取り合いになるのが難点ですね。
始祖探検竜は、手札事故の場合に頼りになります。
獣は先生のペットがいるのでサバンナ・ハイメインは檻に入っていてもらいます。 殺しの命令とセット採用ならありかも?
よくばり変妖セット
変妖で遊びたい貴方に。
ダークムーンの飛行船は変妖で急襲聖なる盾になるメカなので、ホロボシトロンの断末魔召喚からも即動けるようになるのが魅力です。
変妖をおかわりできるヤシャラージュさんは、高コストハンターでこれ以上欲張るのマジ危険だと思うんです。 運命力に自信のある貴方はどうぞ。
おわりに
変なデッキで遊ぶなら「強いデッキ」が固まる前の新拡張実装直後がチャンス!
いろんなバリエーションで遊びましょう!